用途別まとめ「家・建物に関する単語」
用途別の関連単語をまとめれば覚えやすく、実際の会話でも使いやすくなります。
今回は家・建物に関する単語の第3回目として、部屋などを扱います。
いろいろな「部屋」
「部屋」を表すフランス語は「chambre」ですが、「部屋」と「chambre」は、厳密にはイコールではありません。
通常、家の中で「chambre」という言葉を使う場合は、「寝室」だけを指します。
そのため、寝るため以外の部屋なら、「chambre」は使いません。
間違えやすいので、冠詞付きで覚えましょう!
- la chambre 部屋・寝室
- la chambre d’amis 客間
- la chambre d’enfant 子ども部屋
- la chambre parentale 主寝室(夫婦の部屋)
- le bureau 書斎・勉強部屋
書斎は寝るための部屋ではないので「chambre」とは言いません。
なお「bureau」は「(部屋としての)書斎」とともに「机」という意味もあります。
どちらの意味で使っているのかは、文脈で判断するしかありません。
部屋以外の単語
家の中の名称については、
2025年10月31日の【フランス語単語まとめ】家・建物①という配信でキッチンやリビングダイニングなどを、
2025年11月3日の【フランス語単語まとめ】家・建物②という配信でバスルームやトイレなどを、すでに扱っています。
ですので、残りの単語も挙げておきます。
- l’entrée 玄関
- le couloir 廊下
「l’entrée(玄関)」は母音で始まっているため、冠詞で男性名詞か女性名詞かを判断できませんが、女性名詞です。
使用例
部屋などに関する例文を挙げておきます。
- Il dort dans sa chambre.
(彼は自分の部屋で寝ている)
- Mon bureau est à côté de ma chambre, près de l’entrée.
(私の書斎は寝室の隣、玄関の近くにある)
- Sur mon bureau, il y a un ordinateur.
(机の上にパソコンがある)
などがあります。
2番目のフレーズの「bureau」は「書斎」、3番目の方は「机」の意味です。
文脈で判断する以外に意味を見分ける方法がない例ですが、慣れればそれほど迷わずに済むようになります。
この記事を音声で聞くなら
この記事は、ポッドキャストでも配信しています。
下のリンクのクリックで該当するエピソードに飛びますので、発音の確認などにお使いくださいね!

コメント