13回分のまとめ!
今回はこのシリーズの第406回から第418回までの計13回分で扱った動詞を中心にまとめました。
『星の王子さま』第13章のはじめの部分に当たります。
今回の範囲ではけた数の多い数字や足し算など、また日本人ネイティブにはやっかいな動詞「manquer」を扱っています。
数字のみで動詞がなかったのでこの中には入っていませんが、第415回では足し算だけでなく四則演算すべてをまとめています。
406
「font」は「faire」の現在形「~を作る」「~をする」「~になる」
ここでは「A et B font C.」という足し算の表現の一部
408
「rallumer」は動詞の原形「(消えた火を)またつける」
409
「Ça」は代名詞「cela」の話し言葉、「fait」は「faire」現在形)
「ça fait +(数字)」で「(合計が)~になる」
412
「sais」は「savoir」の現在形「知る」「知っている」
「ne ~ plus」は「もはや~ない」という否定
414
「m’amuse」は「me」の省略形「m’」と「amuser」の現在形の「amuse」が合わさったもの
「amuser」は(人を)「楽しませる」「おもしろがらせる」
「me(m’)」は「自分を」「自分に」と捉えられる再帰代名詞なので「自分を楽しませる」「自分をおもしろがらせる」に
つまり「楽しむ」「おもしろがる」
416
「j’habite」は「je」の省略形「j’」と「habiter」の現在形の「habite」が合わさったもの
「habiter」は「(人が)~に住む」
「n’ai」は「ne」の省略形「n’」と「avoir」の現在形の「ai」が合わさったもの
「été」は「être」の過去分詞、「dérangé」は「déranger」の過去分詞
「déranger」は「(人の)邪魔をする」「(モノや部屋などを)散らかす」
「ai été」が「avoir +(動詞の過去分詞)」で過去表現
「été dérangé」が「être +(動詞の過去分詞)」で受け身
418
「manque」は「manquer」の現在形
「manquer à +(人)」で「(人)に寂しい感じを与える」
「manquer de +(モノ/コト)」で「~が足りない」「~を欠いている」
「manquer +(名詞)」で「〜を逃す」「〜に間に合わない」「〜を失敗する」
ただし一部の意味では、日本語の感覚とは語順が逆になってしまうやっかいな動詞
詳細は2025年6月4日の「【フランス語文法まとめ】動詞「manquer」について」
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シリーズ【フランス語版 星の王子さまのフレーズ】は、ポッドキャストでも配信しています。
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