【フランス語のフレーズ】代名動詞の過去表現を使いこなそう!②

フレーズ

その他の「~てしまった」 

昨日の配信(2025年1月8日)で、いろいろな主語の「風邪ひいちゃった!」の言い方をご紹介しました。 

「~てしまった」をフランス語で言う場合には、代名動詞の過去表現が便利です。 

今回は「間違えちゃった」「迷っちゃった」「ケガしちゃった」という言い方をご紹介します。 

「風邪をひいちゃった」 

昨日ご紹介した「風邪をひいちゃった」をまとめます。 

  • Je me suis enrhumé(e)
  • Tu t’es enrhumé(e)
  • Il s’est enrhumé. 
  • Elle s’est enrhumée
  • Nous nous sommes enrhumé(e)s
  • Vous vous êtes enrhumé(e)(s)
  • Ils se sont enrhumés
  • Elles se sont enrhumées

太字の部分は、注意するポイントです。 

詳細は昨日の配信をご参照ください。 

発音に注意! 

なお、昨日の配信ではあえて触れませんでしたが、「enrhumé」という単語が母音から始まっているので、発音が変わります。 

具体的には、「être」の語末と「enrhumé」先頭の「e」は一緒に発音するということです。 

例えば、「Je me suis enrhumé(e). 」の「suis」語末の「s」と「enrhumé」先頭の「e」を一緒にするのです。 

ただしその際、母音に挟まれた「s」は「z」の音で発音するので、音がにごります。 

「t」の音はにごったりせず、そのままです。 

「間違えちゃった」 

「風邪をひいちゃった」と同様に、代名動詞の過去表現を使って「間違えちゃった」と言うには、「(人を)だます」という意味の動詞「tromper」の代名動詞「se tromper(間違う)」を使います。 

過去分詞は「se trompé」です。 

  • Je me suis trompé(e). 
  • Tu t’es trompé(e). 
    (間違えちゃった) 

これも主語が変われば「風邪をひいちゃった」と同じように変化するので、「enrhumé」の部分を「trompé」に変えて練習してください。 

「迷っちゃった」 

代名動詞の過去表現を使って「迷っちゃった」と言うには、「失う」「負ける」などの意味の動詞「perdre」の代名動詞「se perdre」を使います。 

「se perdre」には「(モノが)なくなる」「(人が)消える/道に迷う」などの意味があります。 

  • Je me suis perdu(e). 
  • Nous nous sommes perdu(e)s. 
    (迷っちゃった) 

「ケガしちゃった」 

代名動詞の過去表現を使って「ケガしちゃった」と言うには、「(人を)傷つける/負傷させる」などの意味の動詞「blesser」の代名動詞「se blesser」を使います。 

「se blesser」には「ケガをする」「気を悪くする」などの意味があります。 

  • Je me suis blessé(e). 
  • Il s’est blessé. 
    (ケガしちゃった) 

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下のリンクのクリックで該当するエピソードに飛びますので、発音の確認などにお使いくださいね!

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