9回分のまとめ!
今回はこのシリーズの第351回から第359回までの計9回分で扱った動詞を中心にまとめました。
『星の王子さま』第9章前半に当たります。
今回の範囲では、複数回で命令形を扱いました。
命令形と言えば、まず「~しなさい」という指図が思い浮かびますが、それだけではありません。
第354回では「tâche de ~(~になってね)」は相手を思う気持ちが、第358回では「laisse ~ tranquille(~を放っておいて)」という依頼を表しています。
なお、動詞がなかった回があるので、欠番が存在します。
351
「brûlent」は「brûler」の現在形「焼ける」「燃える」など
「ramonés」は「ramoner」の過去分詞「ramoné」の複数形「(煙突などを)掃除する」
→「ramoner」については、2024年12月2日配信分でご紹介を予定
352
「causent」は「causer」の現在形「~の原因となる」「~を引き起こす」
353
「demande」は「demander」の現在形(人が主語で)「~に~を要求する」「~に~を求める」「~に~を尋ねる」、(モノが主語で)「~を必要とする」
「demander + pardon」で「(人に)許しを請う」
354
「tâche」は「tâcher」の命令形
「tâcher de +(動詞の原形)」で「~するように努める」
355
「su」は「savoir」の過去分詞「知る」「知っている」
357
「as」は「avoir」の現在形
「été」は「être」の過去分詞
「as(avoir)+(動詞の過去分詞)」で、過去を表す表現
358
「laisse」は「laisser」の命令形「~を残す」「~を放置する」「~のままにしておく」など
「laisser +(人)+ tranquille」で「人をそっとしておく」
「laisser +(物)+ tranquille」で「物に手を出さない」
359
「veux」は「vouloir」の現在形(人が主語で)「~を望む」「~を欲する」
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シリーズ【フランス語版 星の王子さまのフレーズ】は、ポッドキャストでも配信しています。
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