10回分のまとめ!
今回はこのシリーズの第327回から第336回までの計10回分で扱った動詞を中心にまとめました。
『星の王子さま』第7章の終わりの部分に当たります。
今回扱った範囲では、再帰代名詞のつく代名動詞をいくつかご紹介しました。
多くの再帰代名詞は「自分に」「自分を」と捉えることで意味が通るようになるのですが、中には代名動詞になると意味が激変するものがあります。
その例として、「se rendre」がありました。
327
「fabriquent」は「fabriquer」の現在形「作る」「製造する」
328
「mangent」は「manger」の現在形「食べる」
329
「chercher」は動詞の原形「探す」「探し求める」など
「chercher à +(動詞の原形)」で「~しようと努力する」「~しようとする」
「comprendre」は動詞の原形「理解する」「わかる」など
330
「donnent」は「donner」の現在形「~を与える」
「se donner」(代名動詞)「自分に~を与える」
331
「fabriquer」は動詞の原形「~を作る」
「se fabriquer」(代名動詞)「自分に~を作る」
「servent」は「servir」の現在形「(人が主語で)仕える」「(人に)食事を出す」「(商人が客の)相手をする」「(事柄が主語で)(人の)役に立つ」など
「servent(servir) à ~」は「~の役に立つ」
「ne ~ jamais」は「決して〜ない」
「ne ~ rien」は「何も〜ない」
「ne servir jamais à rien」で「決して何の役にも立たない」
332
「connais」は「connaître」の現在形(人または物事を)「知る」「知っている」など
「existe」は「exister」の現在形(モノ/人が)「存在する」「実在する」
「n’exister nulle part」で「どこにも存在しない」
333
「peut」は「pouvoir」の現在形
「pouvoir +(動詞の原形)」で、「~することができる」「~してもいい」
「anéantir」は動詞の原形「無に帰させる」「壊滅させる」
「rendre」は動詞の原形「~を返す」「~を返却する」
「se rendre」(代名動詞・ただし意味が激変)「~に行く」「~に赴く」「~に降伏する」など
「se rendre compte de ~」で「~であることに気づく」「~であることをを理解する」
「fait」は「faire」の現在形「~を作る」「~をする」
「ce qu’il fait」で「彼が何をするのかを」
334
「aime」は「aimer」の現在形「(人を)愛する」「(人が)好きである」「(モノ/コトを)好む」
「existe」は「exister」の現在形(モノ/人が)「存在する」「実在する」
「ne ~ que」で「~しか~ない」「~にすぎない」「~だけ」
335
「dit」は「dire」の現在形「言う」
「se dire」(代名動詞)「自分に言う」
「se dire」≒「dire à soi-même」
336
「aimes」は「aimer」の現在形「(人を)愛する」「(人が)好きである」「(モノ/コトを)好む」
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