【国際結婚】フランス人が想像以上にケチだった件

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ケチ=ネガティブではない 

すでに何度かお話ししている通り、私はフランス人と結婚してフランスに住んでいます。 

今回のタイトルは、フランスが好きな方にとっては、気分を害されるかもしれません。 

でも、「ケチ」ということは、ネガティブな意味だけではありません。 

また、私の家族や親せきだけでなく、一般論としてお話ししますが、もちろん例外に当たる人たちもいます。 

でも基本的には、やはりケチなんですよね…。 

フランス社会にて 

私の場合は本当にスピード結婚だったので、何も知らずにフランス社会に仲間入りをしました。 

幸い、主人の家族や親せきには温かく迎え入れてもらい、とても感謝しています。 

そして、自分が人種差別のような嫌な思いを、親せき内でしなくて済んだので、私の子どもたちが選ぶ人たちにも、同じように分け隔てなく付き合っていこうと思っています。 

義母との関係 

ただし初めの頃、主人の母は私の食器洗いの様子を見て、驚いたようです。 

もちろん私としては、日本にいた頃と同じように洗っただけです。 

主人の母は笑顔で「日本だとこうして洗うんだね~!」と言い、主人に向かって「食器洗い機を買いなさいね~!」と言っていました。 

水がもったいないと感じたようなのですが、私に注意したり、文句を言ったりしなかったのは、彼女が亡くなった現在でも感心しています。 

義母のおかげ 

その後、別の家庭で食器を洗う様子を何度も見ていますが、確かに日本人よりは水の使い方が少ないように感じます。 

もちろん、以前の私のように、バシャバシャと洗う人もいますが。 

なお、主人の母のおかげで、今の家には食洗機があるので、自然と節水になっています。 

パパはケチ? 

そして金銭感覚に関しても、もちろん「ケチケチ精神」は遺憾なく発揮されます。 

お父さんがケチというのは、フランスではよくあることです。 

日本の家庭でお財布を握っているのは、お母さんである場合が多いと思いますが、フランスではお父さんというのが、かなり以前から続いているようです。 

それでも、日常の買い物から、車などの大きな買い物まで、最終的な決定権があるのは、女性だと言われています。 

不思議ですよね? 

フランス人と結婚するなら 

もしあなたが、あまりフランス社会を知らずに、フランス人と結婚したいと考えているなら、1つアドバイスがあります。 

それは、あなたが男性であろうと、女性であろうと、女性がお財布を握るようにした方がラクだということです。 

フランス社会の常識からすると、少数派になるということですが、経験上からいって、トラブルが少ないと思います。 

私たち夫婦の場合 

私たち夫婦の場合は、主人の友人夫婦のアドバイスで、結婚当初から私がお金を管理しました。 

この友人夫婦は、主人が尊敬にも似た気持ちを持って付き合っているので、もめるどころか、主人の方から「お金の管理はお願い」と言ってきました。 

特に結婚当初は専業主婦だったので、お給料日には感謝の気持ちを伝え、買い物は相談しながらしてきました。 

なんと私もケチに! 

そして現在は、残念ながら私自身もケチになってしまった自覚があります。 

やはり環境に流されてしまったのかもしれません。 

YouTube動画などで日本人が水を使っている様子を見ると「もったいない」と思ってしまったり、日本の贈答品などを見ると「きれいだけど、包装紙がムダ」だと感じてしまうのです。 

ヨーロッパの環境意識が高いと言われるのは、こうした「ケチケチ精神」がベースにあるのだと思います。 

しばらく前からフランスで、日本の風呂敷が「Furoshiki」として広まり、繰り返し使えるエコグッズ認定されているのは、少々皮肉に感じてしまいます。

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