【フランスでの生活】オリンピックを見ながらテレビの前で食べるモノ!

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パリオリンピックの開幕式!

今日(2024年7月26日)は、いよいよパリオリンピックの開幕式! 

すでにバカンスシーズンなので、テレビの前で観戦する人が多そうです。 

一般的なフランス人が、どのようにスポーツ観戦をしているのかをご紹介します。 

オリンピックより大切なモノ

パリオリンピックを会場で生観戦する方はいらっしゃるでしょうか? 

自慢ではありませんが、私自身はもちろん、家族・親戚・友人や知人に至るまで、オリンピックのチケットを買ったという話しは聞きません。 

その代わりに聞こえてくるのが、「今年のバカンスは○○で過ごす」という話しです。 

フランス人にとっては、オリンピックを観に行くよりはバカンスの方が断然大切なのです。 

行き先は海派と山派に分かれますが、どちらにしても自然の中に身を置くことが大事で、期間は2~3週間が普通です。 

いつ観戦する?

それでもテレビは見るので、バカンス中でもオリンピック観戦はするはずです。 

日中は海やプールで泳いだり、散策や運動したりしますが、「バカンス中は極力何もしない」という人も結構います。 

そしてテレビの前に座るのは、主にアペリティフと食事中です。 

これはもちろん、バカンスに出かけない人も同じなので、テレビの前の飲食はアペリティフと昼食・夕食です。 

アペリティフで何を食べる?

一般的にフランスでアペリティフの時に食べるものと言えば、ポテトチップス・ピーナッツ・クラッカーぐらいです。 

気の利いた健康志向の人なら、オリーブの実やプチトマトなども出す場合がありますが、それでもその程度です。 

「え?それだけ?」って、日本人なら思いますよね? 

アペリティフはあくまで「食前酒」なので、パーティーでもない限り、それほど気を遣わないことがほとんどです。 

日本とは違う!

逆に、日本の居酒屋の話しをすると、とても驚かれます。 

日本のおつまみの定番メニューなどを具体的に話すと、「それはすでに食事じゃないか!」ということになるのです。 

フランスでも、スペインの小皿料理である「タパス」は知られているので、なぜそこまで驚かれるのかがわからないのですが、感動して「日本に行ったら、ぜひ飲みに行きたい!」と言われます。 

なので、ここ数年で「edamame(枝豆)」が「健康に良い食材」として認知されるようになり、「izakaya(居酒屋)」がオープンしたりしています。 

夏の食事

さて、ここからは一般的なフランス人の、夏の食事についてご紹介しますが、先にお断りしておくと、日本人の食事よりも栄養バランスがめちゃくちゃな人がかなりいます。 

もちろん全員ではないのですが、「こんな食事をしてるのに、どうして太らないの?」と思いたくなる人がよくいます。 

というのも、夏はほぼ毎日バーベキューという人が少なくないのです。 

マンションなどの集合住宅に住んでいる人はバーベキューができないので、2~3週間過ごすバカンス先では、ここぞとばかりに毎日バーベキューパーティーなのです。 

スーパーで

バーベキューで食べるのは、牛肉・豚のスペアリブ・ソーセージなどが多く、夏にスーパーに行くと、どこでも精肉売り場のメインになっています。 

ソーセージは、日本のフランクフルトよりは若干細めですが長さがあり、プレーン・ハーブ入り・スパイス入りなどの種類があります。 

牛肉やスペアリブは味付け済みで、後は焼くだけのものが人気です。 

野菜と組み合わせた串刺し状のものもありますが、日本の焼き鳥よりもずっと大きいです。 

魚もバーベキューに

なお私が住む南フランスでは、魚もバーベキューにします。 

毎日肉を食べているけど、飽きるからたまには魚で、という場合が多いです。 

魚のバーベキューなら、定番はイワシです。 

イワシのバーベキューなんて、日本人には「朝ごはんのメザシ」としか思えないかもしれませんが、大好物だと言う人が結構います。 

やはり地中海料理の影響かもしれません。 

オリーブオイルと塩で食べるのがお決まりなのですが、その際にしょう油を出したりすると、目先が変わるからなのか、ものすごく喜ばれます。 

でもこれはやっぱり、メザシですよね! 

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