【フランスでの生活】「夏のキッチン」とは?

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日本人はキレイ好き?

フランスにいると、「日本人はキレイ好き」だと思われているように感じます。 

フランス在住の日本人の先輩方がそういうイメージを作ってくださったお陰なのか、実際に日本に行ったフランス人の感想が広まったお陰なのかはわかりません。 

でも、掃除好きとは言えない私のせいでそのイメージが崩れてしまっては申し訳ないという気持ちもあり、ちょっと憧れているのが「夏のキッチン」と呼ばれる設備です。 

夏のキッチンとは?

「cuisine d’été(夏のキッチン)」とは、メインのキッチンの他にある、2つ目のキッチンのことです。 

テラスや庭の片隅など、屋外に作ることが本来の目的なのだと思います。 

でも雨に濡らしたくない・盗難が心配といった理由で、ガレージや物置のなかなどに作ることもあるようです。 

こうして同じ家に2つのキッチンがある場合、メインのキッチンを「cuisine dinatoire(夕食用のキッチン)」、2つ目を「cuisine d’été(夏のキッチン)」と呼んで区別します。 

なぜ必要?

でも、なぜ2つ目のキッチンが必要なのでしょうか? 

それは、家を清潔に保つためです。 

やはり家が汚れる一番の原因は家の中で料理をすることですし、とりわけキッチンの汚れは目立ちます。 

屋外で料理ができれば、汚れやニオイがつかず、掃除もラクになるというわけです。 

家にはないけれど…

このことに気づいて以来、特にニオイの気になる料理は、極力屋外でするようになりました。 

家に「cuisine d’été(夏のキッチン)」はないのですが、幸い、ネコの額ほどの小さな庭があります。 

テラスには電気のコンセントと水道の蛇口があるので、小さなIHヒーターを出してきてカレーを煮込んだり、持ち運べるミニオーブンで魚を焼いたりしています。 

こんな方におススメ!

「あとは小さなシンクでもあれば、野菜を洗ったりするのに便利だな~」などと考えています。 

なので「cuisine d’été(夏のキッチン)」には、ちょっと憧れているんです。 

掃除が大好きではなくて面倒、だけど家が汚くなるのはイヤ、それでも食べるのが好きで料理はしたい…という同志の皆さま、「cuisine d’été(夏のキッチン)」はおススメです! 

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