年末シーズンになると、日本で別れ際などに繰り返されるのが「よいお年を!」というフレーズですが、それはフランス語でも同じこと。
そしてこのフレーズ、友人や知り合いといった個人的な付き合いの中で使われるだけではありません。
仕事上のつながりはもちろん、クリスマス前後の時期にもなれば、お店に買い物に行っただけでも言ってくれることがよくあります。
「よいお年を!」の言い方
そのフレーズとは、
- Bonnes fêtes (de fin d’année) !
(よいお年を!)
というものです。
「Bonnes fêtes」は直訳すると「よいパーティー」で、「de fin d’année(年末の)」という部分は、
よく省略されます。
あっさりしたお正月
フランスのお正月の祝い方は、いわゆるカウントダウンパーティーなので、日本の「新年を迎える」というイメージではなく、「年を越す」ということにフォーカスが当たります。
そのため、「よい年をお迎えください」ではなく、「楽しいパーティーになりますように」という言い方になるのです。
実際、カウントダウンパーティーで大はしゃぎし、楽しく飲み食いしたら、新年の行事は終了です。
1月1日は祝日ですが、2日からは他の日と同じ扱いなので、3が日のような考え方はありません。
わたしはフランスに来たばかりの頃、「フランスのお正月って、ずいぶんあっさりしているんだな~!」と思い、かなり物足りなく感じたものです。
でも、わずか1週間前のクリスマスに、家族全員分、場合によっては親戚一同分のプレゼントを用意し、これも場合によっては数十人規模のパーティーでごちそうを平らげたばかりです。
(クリスマスには親戚一同が会するというファミリーが結構あります)
お正月にも似たようなエネルギーをかける仕組みにはなっていないのです。
「よいお年を!」と言われたら?
ところで、誰かに「Bonnes fêtes (de fin d’année) !(よいお年を!)」と言われた場合の返し方もご紹介しておきます。
それは、
- Merci ! Bonnes fêtes à vous aussi !
(ありがとう!あなたにもよいお年を!)
もしくはただ単に
- Merci ! À vous également !
(ありがとう!あなたにも!)
というものです。
来年もどうぞよろしくお願いします!
皆さんにとって、今年はいい年でしたか?
特に「今年は全然いい年じゃなかった、早く終わってもらいたい!」と思う方、フランス式のカウントダウンパーティーで、どんちゃん騒ぎの年越しはいかがですか?
「Bonnes fêtes !(よいお年を!)」
どうぞ来年もよろしくお願いします!

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