フランス版おばあちゃんの知恵
フランスのおばあちゃんの知恵は「les remèdes de grand-mère」と呼ばれます。
おばあちゃんたちは自然素材、なかでも本物のマルセイユ石けんを使い、「洗う」「汚れを落とす」以外にも、あらゆる面で活用してきました。
今回はそのうちの1つ、こむら返り(足がつること)の予防効果とそのやり方をご紹介します。
マルセイユ石けんの注意点
「les remèdes de grand-mère(おばあちゃんの知恵)」をご紹介する前に、大事な点があるので、それを先にお伝えします。
マルセイユ石けんについては、残念ながら、たとえマルセイユで買ったものであっても、そのほとんどはニセモノです。
実は本物の「savon de Marseille(マルセイユ石けん)」と呼べる石けんを作っているのは、中小企業の4社しかありません。
2026年4月27日の配信、本物を製造するのは4社だけ!ニセモノのマルセイユ石けんに気をつけよう!で具体的な会社名とともにご紹介しているので、詳細はそちらからご覧ください。
またこの4社の製品の中でも、おばあちゃんの知恵で使われているのは伝統的な2種類のマルセイユ石けんで、オリーブオイルが主成分の深い緑色のモノと、パームオイルが主成分のベージュ色のモノです。
こむら返りの予防に石けん!
では、本物のマルセイユ石けんが用意できたら、こむら返りの予防のやり方は簡単です。
「les remèdes de grand-mère(おばあちゃんの知恵)」では、「シーツの下にマルセイユ石けんを忍ばせる、以上!」です。
これを教えてくれたのは、おばあちゃんではなく40代ぐらいの女性でしたが、「おばあちゃんの知恵ではそう言われている」とのことでした。
「え?シーツの下に石けん??」ですよね?
こむら返りの予防効果以前に、シーツの下に石けんをむき出しで入れたりしたら、マットレスに石けんがこびりついてしまいそうです。
なのですかさず、「シーツとマットレスの間に、石けんをそのまま入れるのですか?」と聞くと、「薄い布でくるんでもいい」とのことでした。
実際にやってみると…
このこむら返り予防法、実はずっと試していませんでした。
こむら返りはマグネシウムの不足によるものだと聞いていましたし、そもそも私はこむら返りに悩まされているわけではないので、必要性を感じていなかったのです。
でも半年ほど前、多分数年ぶりだったと思うのですが、夜中に足がつって目が覚めてしまいました。
翌日、マグネシウムのサプリを買うことも考えましたが、手元にあるマルセイユ石けんを見て予防法を思い出し、「だまされたつもり」で試してみることに。
でも実際にシーツの下に入れようとすると、私のベッドには無理だとわかりました。
私のシーツは、マットレスを包み込むフラットタイプではなく、ゴムで留めるワンタッチタイプだからです。
通常の平たい石けんならともかく、ゴロっとした立方体のマルセイユ石けんを入れる余裕はないのです。
仕方ないので、この予防法を教えてくれた女性の言葉を思い出し、薄いコットンでできた、使い古しの枕カバーに入れて、足元に置いて寝てみました。
効果は?
事前に想像していた通り、寝相が悪いので、毎晩石けんの包みを蹴っ飛ばしながら寝ていますが、今のところこむら返りは起きていません。
もともと数年に1度程度のこむら返りですし、まだ始めて半年ぐらいなので、効果については、まだまだ半信半疑です。それでも毎晩「les remèdes de grand-mère(おばあちゃんの知恵)」で言われていることを実践している、という安心感はあります。

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