ていねいに聞こう!
今回のフレーズにある「combien」は、語尾を上げるだけで「いくら?」になるのですが、これは少しぶっきらぼうな言い方です。
せめて「いくらですか?」ぐらいに、またさらにていねいに「おいくらほどでしょうか?」のように聞けるようになると、あなたの印象が変わります。
3種類とも「combien」を使うフレーズで、ていねいになっても難しくなるわけではありませんよ!
このフレーズの場所と背景
では、単語に入る前に、今回のフレーズ「Combien a-t-il de frères ?」の場所と背景を確認しておきます。
このフレーズは、第4章の中ほどにあります。
第4章の3枚目の挿絵から10番目のフレーズで、語り手の男性による説明部分です。
「combien a-t-il de frères」
「combien」は数や量を聞く疑問詞です。
「combien de ~」の形で「いくつの~」「どれほどの~」という意味です。
「a-t-il」は「avoir」の活用形(現在形)「a」が疑問文のため倒置されて前に出て、「il(彼/それ)」と語順が変わっています。
発音しやすくするために意味はない「t」をその間に入れて、3つをハイフンでつなげています。
ここでの「de」は「combien de ~」という形の一部です。
「frères」は「兄弟」という意味の「frère」の複数形です。
背景を見てみると
語り手の男性は、王子さまの星だと考えるB612という小惑星発見にまつわるこっけいな話しの後、そもそもこうした状況になるのは、大人たちが物事の本質を見ようとしないからだと言います。
そして大人たちが話題にしない、物事の本質に迫る具体例として、新しい友だちができた時にするべき質問が3つ示されます。
その後で、本来はするべきではないものの、大人たちがよくしてしまう質問が4つ示されます。
今回のフレーズは、その4つの質問の2つ目です。
倒置なしでも!
先ほど「combien de ~」の形で「いくつの~」「どれほどの~」という意味だとご紹介しました。
なので「Combien de frères ?」で、「兄弟が何人?」になります。
「兄弟がいる」と言うなら動詞は「avoir」を使うので、「Combien a-t-il de frères ?」になるのですが、話し言葉なら倒置せずに「Il a combien de frères ?」と言うこともできます。
値段の聞き方いろいろ
そして冒頭で触れた通り、「combien」は値段を聞く時によく使われます。
- Combien ?(いくら?)
- C’est combien ?(いくらですか?)
- Je te dois combien ?(おいくらほど?)
- Je vous dois combien ?(おいくらほどでしょうか?)
フランス語圏に行くなら!
1は、言い方によっては、かなりぶっきらぼうに聞こえます。
2は、ごく普通です。
3と4はほぼ同じですが、3は親しい間柄の人に聞く時にのみ使います。
初めて入ったお店なら、最低でも2で、できれば4が言えると、かなり印象がよくなります。
フランス語圏に行くなら、覚えておいて損はないですよ!
この記事を音声で聞くなら
シリーズ【フランス語版 星の王子さまのフレーズ】は、ポッドキャストでも配信しています。
下のリンクのクリックでこの記事に該当するエピソードに飛びますので、発音の確認などにお使いくださいね!
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