説明する・説明を求める C’est-à-dire

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特に学習入門期にフランス語で話していると、相手がいかにも「わからないな~」という表情になることがあります。

フランス語に不慣れなので発音に問題があるし、文法的にもおかしなことを言ってしまって、相手はもしかするとチンプンカンプンな状態かも。

でも大丈夫。

そんなピンチを救う便利なフレーズがあるんです。

それが “C’est à dire ~”

意味は「つまり~」です。

このフレーズはいろいろな意味で便利なので、ぜひ覚えて使いこなしてください。

というのも “C’est à dire ~” の “~” の部分には文も入りますが、名詞や動詞だけでもOKなので、文法的なことをあまり考えずに使えます。

相手がわかりやすい表現に言い直したり、自分が言いやすい単語に置き換えたりできるのです。

これで話し相手が「???」という表情をしても、すかさず “C’est à dire…” と切り返すことで、若干の間を埋めつつ、説明し直すことができます。

この状態を日本語で表すと
相手 :「???」
あなた:「だから、それはね…」といったところです。

動詞を入れる場合は活用を考える必要がなく、動詞の原形をそのまま入れていいのも便利です。

そして “C’est à dire ~” には、さらに便利な使い方が!

“C’est à dire ~” の “~” の部分に「?」を入れて疑問文にできるのです。

特に初めの頃は相手の言うことがわからなくて、困ってしまう割合が高いもの。

そういう時に「ごめんなさい、わからない」のように、いちいち謝る必要はなくて、”C’est à dire ?” で済むのです。

この時の使い方だと「と言うと?」ぐらいの意味になります。

“dire” という単語が動詞の「言う」なので、ごく自然にこういう使い方ができるんですね。

このフレーズを活用すれば、自分がわからなくなっても、相手が「???」になっていても、何度も謝ったり、間が持たなくてビクビクしたりが激減します。

“C’est à dire ~” を発音するには “t” と “à” の部分をつなげて読むので、それさえ気をつければ、本当に便利なフレーズです。

もしも発音に不安があるようなら、ポッドキャストでも配信しているので、下のリンクから聞いてみてくださいね!

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