新宿の雑踏のなかで
わたしはフランス在住ですが、先日、数年ぶりに日本に行ってきました。
以前は日本でフランス語を耳にすることなど、ほとんどありませんでしたが、今回はあちこちで聞こえてきました。
なかでも印象的だったのが、新宿の雑踏のなかで耳にした会話のいくつかでした。
文字通り生きた会話なので、状況とともにご紹介します。
女の子と父親の会話
まず最初にフランス語だと気づいたのは、喫茶店の中で耳にした会話でした。
- Je veux aller à Shibuya !
(わたしは渋谷に行きたいのよ!)
- OK, OK, on y va !
(わかった、わかった、行こう!)
イライラしていた?
「渋谷に行きたい」と言ったのは、おそらくフランス人の中学生の女の子。
その子をなだめるように返事をしたのは、父親らしい男性でした。
母親らしい女性もうなずいています。
女の子の弟くんらしい男の子も一緒だったので、お姉さんである女の子は、それまで自分のしたいことをガマンしていたせいなのかもしれません。
ちょっとイライラした様子で「わたしは渋谷に行きたいのよ!」と言っているようでした。
ストレートな言い方
わたしは着席した直後にこの会話を聞き、また、この一家はその後すぐに席を立ってしまったので、普段の様子を知る由もありません。
女の子はいつも自分の希望をストレートに両親にぶつけているのかもしれませんが、旅行の疲れと弟くん優先のスケジュールで、少しイラついているように見えました。
少しきつめの調子で、直接的表現である「Je veux aller à Shibuya !(わたしは渋谷に行きたいのよ!)」と言っていたのが、印象的でした。
この状況で、隣にいる日本人に、いきなりフランス語で話しかけられたら驚いてしまうだろうと思ったので何も言いませんでした。
女の子の希望通りに、渋谷観光ができたらいいな~と思いつつ、見送りました。


コメント