【フランス語のフレーズ】あなたの印象が上がる?第3の「どういたしまして」

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イメージアップを狙おう!

以前、こちらのポッドキャストで「Merci(ありがとう)」の返事、つまり「どういたしまして」に当たるフレーズを2つご紹介しました。 

その中で、この2つのフレーズに関してはどちらでもいいので、言いやすい(発音しやすい)方を覚えることをご提案しています。 

でも今回ご紹介するフレーズは、単なる「どういたしまして」よりも積極性が感じられるので、言えばあなたの印象が上がるはずです! 

2つの「どういたしまして」

「Merci(ありがとう)」の返事として、ポッドキャストですでにご紹介済みなのは「Je vous en prie.」と「De rien.」の2つのフレーズです。 

厳密に言えば違いがないわけではないのですが、「Merci(ありがとう)」の返事として定型文のようになっています。 

そのため、違いが感じられないどころか、そもそも意味の違いを気にしてこの2つの使い分けをするネイティブが存在するのか、というレベルです。 

誰に聞いても、「Je vous en prie.」と「De rien.」は、「まったく同じ」と言いますからね。 

第3の「どういたしまして」

でも、「Avec plaisir !」は違います。 

「Merci(ありがとう)」の返事として使われるので、訳せば「どういたしまして」にはなるのですが、「Je vous en prie.」や「De rien.」とは違うのです。 

なぜなら、「avec」は「~と一緒に」「~を持って」「~を使って」などの意味、「plaisir」は「喜び」「楽しみ」「娯楽」などの意味の男性名詞だからです。 

つまり本来、「Avec plaisir !」は「喜んで!」の意味なのです。 

でも「Merci(ありがとう)」の返事としても使われて、その際には「喜んでやりましたよ!」という意味を含んだ「どういたしまして」になります。 

言われると嬉しい「どういたしまして」

お礼を言われた際の「Avec plaisir !」は「喜んでやりましたよ!」の意味なので、「(あなたのためになることができて)嬉しい!」という気持ちが伝わります。 

定型文である「Je vous en prie.」や「De rien.」とは、やはり違うのです。 

つまりお礼を言われたあなたが「Avec plaisir !」と言えば、「いい人アピール」になることは確実です。 

通常の使い方

なお「Avec plaisir !(喜んで!)」という表現は、通常は「何かを頼まれた時の返事」であることが多いです。 

例えば「Tu peux me le donner ?(それを取ってくれる?)」と言われて、「Avec plaisir !」と言いながら渡す、という具合です。 

「plaisir」の「喜び」や「楽しみ」という意味で、とてもポジティブな印象があるので、こう言われてイヤな気持ちになる人はいないはず。 

ものを頼まれたり、お礼を言われた時には、ぜひ明るく「Avec plaisir !」と返事してみてくださいね! 

この記事を音声で聞くなら 

この記事は、ポッドキャストでも配信しています。 

下のリンクのクリックで該当するエピソードに飛びますので、発音の確認などにお使いくださいね!

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