13回分のまとめ!
今回はこのシリーズの第224回から第236回までの計13回分で扱った動詞を中心にまとめました。
『星の王子さま』第4章の中ほどの部分です。
今回扱った範囲には、他の動詞と組み合わせる動詞がいくつかありました。
また同じ動詞でも、次に名詞が来るのか動詞が来るのかで意味が変わるもの、前置詞を伴なうことで意味が激変するものなどが登場しました。
組み合わせによって意味が広がることを実感できたと思います。
単独使用の動詞
「existe」は「exister」の現在形(モノ/人が)「存在する」「実在する」
「comprenons」は「comprendre」の現在形「理解する」「わかる」など
「connaître」は動詞の原形 (人または物事を)「知る」「知っている」
組み合わせて使う動詞
「croient」は「croire」の現在形「~を本当だと思う」「~を信じる」
「croire +(動詞の原形)」で「~するような気がする」「~すると思う」
「parviennent」は「parvenir」の現在形
「parvenir à ~」で「~に到着する」「~に到達する」
「parvenir à +(動詞の原形)」で「(どうにか)~し遂げる」
「parvenir」は「venir」の友だち:17の変わり者動詞ではないが「être」で過去表現
義務や禁止など
「faut」は「falloir」の現在形(活用形は「il faut」のみ)
「il faut +(名詞)」「~が必要である」
「il faut +(動詞の原形)」「~しなければならない」(義務)
「doivent」は「devoir」の現在形
「devoir +(動詞の原形)」で「~しなければならない」「~すべきである」
「il ne faut pas +(動詞の原形)」「~してはならない」(禁止)
代名動詞
「s’imaginer」は原形「心に思い描く」
「moquons」は「moquer」の現在形
「se moquer(~をバカにする)」は必ず再帰代名詞と一緒に使われる
「叫ぶ」
「s’écrient」は「s’écrier」の現在形「叫ぶ」「声を大にして言う」
「crier」も「叫ぶ」「大声で言う」
「s’écrier」は喜びや驚き・恐怖など、強い感情を伴なって大声を出す場合
ただし「crier」が多用されるので、どちらか1つを覚えるなら「crier」
前置詞で意味が激変!
「veut」は「vouloir」の現在形(人が主語で)「~を望む」「~を欲する」
「en vouloir」になると(人に対して)「腹が立つ」「恨んでいる」
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シリーズ【フランス語版 星の王子さまのフレーズ】は、ポッドキャストでも配信しています。
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