220 ぶっきらぼうな「いくら?」はやめよう! Combien a-t-il de frères ?

その他(王子さま)

ていねいに聞こう!

今回のフレーズにある「combien」は、語尾を上げるだけで「いくら?」になるのですが、これは少しぶっきらぼうな言い方です。 

せめて「いくらですか?」ぐらいに、またさらにていねいに「おいくらほどでしょうか?」のように聞けるようになると、あなたの印象が変わります。 

3種類とも「combien」を使うフレーズで、ていねいになっても難しくなるわけではありませんよ! 

このフレーズの場所と背景

では、単語に入る前に、今回のフレーズ「Combien a-t-il de frères ?」の場所と背景を確認しておきます。 

このフレーズは、第4章の中ほどにあります。 

第4章の3枚目の挿絵から10番目のフレーズで、語り手の男性による説明部分です。 

「combien a-t-il de frères」

「combien」は数や量を聞く疑問詞です。 

「combien de ~」の形で「いくつの~」「どれほどの~」という意味です。 

「a-t-il」は「avoir」の活用形(現在形)「a」が疑問文のため倒置されて前に出て、「il(彼/それ)」と語順が変わっています。 

発音しやすくするために意味はない「t」をその間に入れて、3つをハイフンでつなげています。 

ここでの「de」は「combien de ~」という形の一部です。 

「frères」は「兄弟」という意味の「frère」の複数形です。   

背景を見てみると

語り手の男性は、王子さまの星だと考えるB612という小惑星発見にまつわるこっけいな話しの後、そもそもこうした状況になるのは、大人たちが物事の本質を見ようとしないからだと言います。 

そして大人たちが話題にしない、物事の本質に迫る具体例として、新しい友だちができた時にするべき質問が3つ示されます。 

その後で、本来はするべきではないものの、大人たちがよくしてしまう質問が4つ示されます。 

今回のフレーズは、その4つの質問の2つ目です。 

倒置なしでも!

先ほど「combien de ~」の形で「いくつの~」「どれほどの~」という意味だとご紹介しました。 

なので「Combien de frères ?」で、「兄弟が何人?」になります。 

「兄弟がいる」と言うなら動詞は「avoir」を使うので、「Combien a-t-il de frères ?」になるのですが、話し言葉なら倒置せずに「Il a combien de frères ?」と言うこともできます。 

値段の聞き方いろいろ

そして冒頭で触れた通り、「combien」は値段を聞く時によく使われます。 

  1. Combien ?(いくら?) 
  2. C’est combien ?(いくらですか?) 
  3. Je te dois combien ?(おいくらほど?) 
  4. Je vous dois combien ?(おいくらほどでしょうか?) 

フランス語圏に行くなら!

1は、言い方によっては、かなりぶっきらぼうに聞こえます。 

2は、ごく普通です。 

3と4はほぼ同じですが、3は親しい間柄の人に聞く時にのみ使います。 

初めて入ったお店なら、最低でも2で、できれば4が言えると、かなり印象がよくなります。 

フランス語圏に行くなら、覚えておいて損はないですよ! 

この記事を音声で聞くなら

シリーズ【フランス語版 星の王子さまのフレーズ】は、ポッドキャストでも配信しています。 

下のリンクのクリックでこの記事に該当するエピソードに飛びますので、発音の確認などにお使いくださいね!

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